海釣りでショックリーダーを使う意味・役割について

  • 2019年1月7日
  • 2019年4月27日
  • 釣り

海釣りってなんでPEラインにリーダー(フロロ・ナイロン)っていう別の糸結ばなきゃいけないの? って思う人は多いんじゃないかと思います。

 

ネットでは絶対結んだ方がいいって書いてあるけど、これ結ぶのかなりめんどくさいんですよね~(笑)

 

僕も海釣り始めた当初はその意味や役割を深く考えず、みんなが同じこと言ってるからとりあえずリーダー結んどくか… 的な感じで嫌々やってました。

 

でも最近になってやっとリーダーを結ぶ重要性がわかってきたので、今回はネットに書かれてる情報と僕の意見を交え、リーダーの意味について書いていきます。

 

ポイント①:糸が切れないための工夫

リーダーを使う根本的な理由は糸が切れない・切られないようにするためです!

 

じゃあ糸が切れるとどういったデメリットがあるのか… というと

 

・魚を取り逃がす

これは一度経験するとトラウマになるレベルかな~

 

以前、推定10kg(1メートルくらい)の魚がかかって引き上げる際、糸が切れてしまい魚を取り逃がしたことがあります。

 

これ一回やるとかなりこたえます。(笑) 逃した魚は本当に大きかった.. 的な!

 

・ルアー(ジグ)を失う

ルアーって結構お金かかります。それをポンポンなくしてたら経済的によろしくないです( ゚Д゚)

 

例えばオフショア(船)で使うジグだと安くて1個1000円くらい、オフショアキャスティングで使うプラグは数千円程度かかります。

 

 

初心者はまだこういった経験をしたことがないので、リーダーを使う理由に共感できないような気がします。実際に切れてから思い知るって感じですかね~

 

ポイント②:なぜフロロ・ナイロンが切れにくいのか

海釣りで糸が切れる最大の原因は摩擦等によるスレ傷です。

 

この摩擦に関してはフロロ・ナイロン素材の方がPEラインより強いので、糸が切れにくくなります!

 

ちなみに以下の様な場面で付いてしまうのがスレ傷です。

 

・根ズレ

水中の岩礁やその他障害物によって糸がスレてしまうことです。

 

ブリやヒラマサ等は食いついた後、岩礁に潜り込む習性があります。これやられちゃうとラインが一気にボロボロ~

 

これは大物が釣れた後、ラインの状態を見てもらえれば一発で分かります。かなり傷ついてたりします!

 

・歯ズレ

鋭利な歯をもった魚がかかった時に糸がスレてしまうことです。

 

タチウオやサワラ等はとてつもなく鋭い歯をしていて、「釣りあげるときに糸が切られてしまった…」などの書き込みをよく見ます。

 

釣る魚が分かっているのであれば、それに応じた糸の太さも選ぶ必要があります!

 

ポイント③:フロロ・ナイロン全巻きじゃだめなの?

じゃあ最初から切れにくいフロロ・ナイロンでリールに糸巻いとけばいいじゃん… って思う人もいるかと思いますが、PEにはその他の優れたメリットがあります!

 

・より遠くへ飛ばせる

PEは重さが軽く遠投時の空気抵抗も少ないため、より遠くのポイントにキャストすることができます。

 

ショアジギングだとこの要素ってかなり重要だったりします!

 

・より長い糸をリールに巻ける

PEは太さが細いので、より長い糸をリールに巻くことができます。

 

仮に大物がかかって糸がどんどん持ってかれることを想定すると、ある程度の長さをリールに巻いておくことが望ましいといえます。

 

まとめ

色々紹介してきましたが、現時点でそこまで重要性が分からずともリーダーは結んでおいた方がいいかと思います。

 

何回か釣りをしていれば、PEがどれだけスレに弱く切れやすいか… といったことも分かってくるはず!!

 

そこまでいけば、釣りをする前にPEラインが傷ついていないかといったチェックもするようになるでしょう(^^♪